ぺいの備忘録日記

日常生活での備忘録をまとめています。

【ボートレース】全SGの開催時期・賞金・出場条件・特徴


はじめに

ボートレースの全SGについて、開催時期・賞金・出場条件を一覧化しました。
また、それぞれの特徴や見どころについてもまとめてみました。
なお、本記事は2024年時点の情報を記載しております。年によって賞金等が変わる場合もあるので、ご認識の程よろしくお願いします。

開催時期・賞金・出場条件

SG 開催時期 賞金 出場条件
ボートレースクラシック
内閣総理大臣杯)
3月 4200万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・前年のSG、G1、G2優勝者及び優勝回数上位者
・前年のG3以下の優勝回数上位者
※A1級でなくても出場可
ボートレースオールスター
笹川賞
5月 4200万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・当年のボートレースクラシック優勝者
・ファン投票上位者
・選考委員会選出者
グランドチャンピオン
グランドチャンピオン決定戦
6月 3600万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・当年のボートレースオールスター優勝者
・前年4月1日~当年3月31日のSGで優出かつ完走(欠場や事故なくゴール)達成者
・前年4月1日~当年3月31日のSGの予選競争合計得点上位者
オーシャンカップ
オーシャンカップ
7月 3600万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・当年のグランドチャンピオン優勝者
・前年5月1日~当年4月30日のG1、G2の優勝戦合計得点上位者
※A1級でなくても出場可
ボートレースメモリアル
モーターボート記念
8月 4200万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・当年のオーシャンカップ優勝者
・開催競走場以外の23場の施行者推薦者(各2名)
・開催競走場の施行者の推薦者6名
ボートレースダービー
全日本選手権
10月 4200万円 ・前年度優勝者
・前年のグランプリ優出6名
・当年のボートレースメモリアル優勝者
・前年8月1日~当年7月31日の勝率上位者
チャレンジカップ
チャレンジカップ
11月 3600万円 当年1月1日~10月31日の年間獲得賞金ランキングの上位32名
※A1級でなくても出場可
グランプリシリーズ
賞金王シリーズ戦)
12月 2000万円 ・当年1月1日~チャレンジカップ勝戦終了日の年間獲得賞金ランキングの19位~60位
・グランプリ1stステージ敗退6名(大会3日目以後出場)
※A1級でなくても出場可
ボートレースグランプリ
賞金王決定戦
12月 1億1000万円 当年1月1日~チャレンジカップの優勝戦終了日の年間獲得賞金ランキングの上位18名
※A1級でなくても出場可


各SGの特徴と見どころ

ボートレースクラシック

・前年の各大会優勝回数上位者しか出れないため、当然実力がある選手ばかり
新鋭からベテランまで出場選手の年代が幅広い
・ただし勝率が低くてもG1やG2で運よく優勝すれば出場できることもあり、選手間の実力差が大きくなりやすい
・勝率が低い選手はSGにしてはオッズが高くなりやすいので、穴狙いのチャンス
勝戦はほぼほぼイン逃げであるものの、基本的に20倍以上になり本命決着は少なめ

ボートレースオールスター

・ファン投票で選ばれるため、人気豪華メンバーが集まったファンにとって夢の大会
・たくさんのファンの想いと1票の重みと受け止めながら戦うため、ファンも選手も熱く盛り上がる
・女子選手や若手選手が人気になりやすいため、出場選手の幅が広い
・出場選手の幅が広い分、1コースのイン逃げ過信はNG
・ただ初日ドリーム戦と優勝戦はほぼほぼイン逃げになると思ってよい

グランドチャンピオン

・SGの中でも特に出場条件が厳しいため「SGの中のSG」と呼ばれる
・実力のある選手ばかりのため、実力差は少ないことからイン逃げの傾向が強い
・選手の実力差は少ないため、モーター2連対率や前検タイム上位者が勝つ傾向
勝戦はほぼイン逃げ
・ただし準優勝戦イン逃げ決着が少なく、毎年1つ以上は波乱が起こる傾向

オーシャンカップ

・G1、G2での安定した活躍が必要であるため、その分勝負強い選手が多くレベルが高い
・選手の実力差は少ないため、買うときはモーターを重視するとよい
梅雨明けの不安定な天候のため、コンディションは要チェック
・夏&不安定な天気のため、選手のモーター整備力が問われるSGともいえる
・優勝戦は本命決着は多くなく、大体2,000~3,000円以上と決して安くない配当をする年が多い

ボートレースメモリアル

・各場から強い選手が選出されるため、選手間の実力差は少ない
・選手の実力差は少ないため、買うときはモーター性能やコース有利不利を重視するとよい
・ただモーター性能が低下する夏のため、イン逃げが少ない傾向
・走り慣れた地元選手の活躍にも注目
節間を通して万舟が多いため、穴党の人はチャンス

ボートレースダービー

・勝率上位者が集まるため、他のSG以上に実力者揃いであり選手の実力差は少ない
・選手の実力差は少ないため、買うときはモーター性能やコース有利不利を重視するとよい
・実力≒経験が必要な大会であるため、ベテラン勢や遅咲きの選手が強力(2000年代以降は20代の優勝者が3名のみ
・10月下旬で天候が安定しているため、イン逃げ率は高い
過去20年、優勝戦は「逃げ or 2コース差し」のどちらかしかない

チャレンジカップ

・その年の獲得賞金上位者が集まるため、実力者揃いであり選手の実力差は少ない
・モーターの使用期間が長いので、モーター2連対率はある程度信用できる(40%は良いモーター、30%未満は悪いモーター)
・涼しくなりモーター性能が上がることから、スロー勢が有利
・グランプリ直前のSGであり、無理なスタート(=フライング)を控えることから、スロー勢が有利
勝戦はほぼほぼイン逃げになると思ってよい

グランプリシリーズ

グランプリと並行開催され、最も盛り上がる期間
3日目からはグランプリの予選敗退選手も合流するため、よりスリリングなレースになる
・その年の獲得賞金上位者が集まるため、実力者揃いであり選手の実力差は少ない
・選手の実力差は少ないため、買うときはモーター性能やコース有利不利を重視するとよい
他のSGに比べて優勝戦イン逃げ率はやや低め(最近は3コースまくり差しが多い)

ボートレースグランプリ

競艇が「水上の格闘技」と表現されるのも頷けるような、バチバチ殺気立った熱いレースが魅力
・1走の重みが他のSGと全然違い、間違いなくボートレースが最も熱くなる大会
・基本的にグランプリは進入から大きく乱れるので、出走表だけでなく展示も必ずチェックすること
・トライアル1st出場者はモーターも枠も不利なので優勝しにくい
勝戦イン逃げ率は高い


全SG優勝戦の着順傾向

各SGの優勝戦の着順傾向については以下の記事にまとめていますので、是非ともご覧いただければと思います。
pay484.hatenablog.com

PG1・G1の出場条件や賞金

各PG1・G1の出場条件や賞金については以下の記事にまとめていますので、是非ともご覧いただければと思います。
pay484.hatenablog.com

参考

本記事の執筆にあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。

▼ボートレース公式HP▼
www.boatrace.jp

▼FUNE LOVE様▼
kcbn.jp

▼辛口予想オヤジ様▼
kyoutei-navi.com